延長してもダメなら、再延長

トランプ米大統領は、イランの発電所への軍事攻撃の猶予期間を、さらに10日間延長すると表明しました。
最初は48時間という期限を切っていたのを5日間延長し、さらにその期限間近になっての再延長です。
「イラン政府の要請による」とトランプ氏は言いますが、イランは否定してるし、ウソっぽいですね。

この人は関税政策でも、強硬なことを言っておきながら、すぐにおじけ付いて撤回や延長を繰り返しました。
当時は「TACO(Trump Always Chickens Out)」と揶揄されましたが、今回もあれと同じ雰囲気がします。

実は「マイナ保険証」をめぐる厚労省の対応も、TACO的な展開を見せています。

強引に導入したマイナ保険証ですが、昨年12月の期限を迎えても、利用率がまったく低迷していました。
ゆっくり段階的に導入すればよいものの、無理くり期限を付けたので現場の混乱は必至と思われました。

そこで期限間近になって特別措置が導入され、従来の保険証でも今年3月末までは使えることになりました。
それまでにマイナ保険証か資格確認証を使うように周知徹底せよと、医療機関は厚労省から要請されました。

ところが昨日になって、「本年7月末までの間は、これまでの暫定的な対応を継続する」との連絡が来ました。
つまり、思い通りにマイナ保険証が普及しないものだから、やむを得ずまた、期限を延ばすわけです。

「受診等の頻度が少ない方をはじめ、期限切れの健康保険証を持参される方も一部では見られる」
「まだ受診時等に提示する書類の準備が整っていないおそれ等もある」
という理由を厚労省はあげていますが、今頃何言ってるんですか。最初から急ぎ過ぎなんですよ。

(写真は、発電所攻撃の猶予期間の10日間延長を報じるニュース映像)

©NHK

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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