大丈夫なんでしょうか、青影さん

若者言葉には慣れるしかないとしても、意思の疎通に影響するものは困りますね。たとえば「大丈夫」。

「タミフルは要りますか」「大丈夫です」

このような返答の場合、通常は「タミフルは不要です」という意味であると解釈します。

「問題無い」という従来の意味ではなく、「遠慮する」という意味で、最近は「大丈夫」がよく使われます。
前者は文字通り(狭義の)「大丈夫」、後者は「無くても大丈夫」ということなのでしょうか。

「大丈夫」が何を意味するのかは、文脈や状況から推測することになります。たとえば診療予約の電話で、

「予約したいのですが」「午後5時になりますね」「じゃあ大丈夫です」

この場合も「予約しなくても大丈夫です」という否定的意思表示だと思われますが、念のため確認は必要です。
うっかり私まで「大丈夫」を使ってしまうと、おかしなことになってしまいます。

「コロナの検査しても大丈夫ですか(=検査しますか)」「あ、大丈夫です(=検査しません)」

最初から、「大丈夫」では答えられないように尋ねるべきなんでしょうか。

「コロナの検査をしますか、YES or NO 」(←妙なクリニックだと、評判になるでしょうね)

(写真は、ドラマ『仮面の忍者 赤影』からの画像のジブリ化。中央の「青影」の口癖が「だいじょ〜ぶ」でした)

©関西テレビ

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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