日頃から糖質摂取については気にしています。毎朝食べているヨーグルトはもちろん無糖です。
という私をターゲットにしたような、「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト」というのがありますね。
「ヘモグロビン(Hb)A1c」は、過去1~2か月の血糖値の推移を示す指標として、臨床でよく使われています。
その「対策」を謳うわけですから、明治のサイトには科学的根拠(データ)が出ていました。
HbA1C対策ヨーグルトとプラセボ(Placebo)のヨーグルトを12週間食べて、HbA1Cの変化を比較したと。
「プラセボ」とはこの場合、味付けなどがそっくりの、HbA1C対策ではないヨーグルトのことですね。
どちらのグループもHbA1Cは低下しましたが、HbA1C対策を食べた方の低下幅が有意に大きかったようです。
「有意に」とは、統計学的には偶然とは言えないレベルだということです。
念のため、大元の研究論文を見てみました。 “Nutrients”という医学雑誌に2020年に掲載されたものです。
HbA1C対策群はHbA1Cが5.86から5.74に、プラセボ群も5.85から5.78に、いずれも有意に下がっています。
たしかにHbA1C対策群の方が低下幅が大きいですが、プラセボでも下がった点が、私には少し意外です。
つまりどうやら、HbA1C対策ではないヨーグルトを食べ続けても、HbA1Cは改善するようです。
なので私は、日頃食べているヨーグルトをあえてHbA1C対策品に切り替えるほどの気にはなりませんでした。
ちなみにこの研究では、両群ともに、12週間後には体重が有意に増えています。太っています。
論文にはデータがありませんでしたが、中性脂肪やコレステロールの変化がどうなのか、それが気になります。
(図は、明治の「HbA1C対策ヨーグルト」のサイトより)

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