飲んだら飛ぶな、飛ぶなら飲むな

JALのCAが飲酒の影響で乗務できず、JAL252便(広島–羽田)が遅延しました。

ANAと比較してJALは、どうも飲酒問題が多いように感じますが、実際のところどうなのでしょうか。

各社とも、航空法に基づく「乗務前検査」に先だって、社内規定による呼気アルコール検査を行っています。
JALの場合それが、自宅や滞在先における「出社前検査」と、空港での「事前検査」の二段階あるようです。

今回のCAは、ホテルでの検査でアルコールが検知されたのに空港に向かい、事前検査で発覚したのだとか。
どういう理由でそこまで粘ったのかは不明ですが、ホテルを出る前に会社に連絡すべきでした。
それを怠ったため、交代要員の確保に時間を要し、結果的に乗務予定機の遅延につながってしまいました。

ある分析記事によると、出社前検査で問題があれば、「体調不良」で処理している航空会社もあるようですね。
その結果、早期に交代の算段を付けられますが、飲酒問題があったこと自体は発覚しません。
どのような運用が適切なのか、それを各自が遵守できるのか、システムと安全意識の両面の改革が必要です。

というわけで昨日から、国内線・国際線を問わず、JALは乗務員の全ステイ先での飲酒が禁止となりました。
渡航先での飲酒禁止とは寂しい、酒好きの乗務員にとっては過酷。いや、ちゃんと守っていただきましょう。

(写真は、先月那覇空港で見かけたスプリング・ジャパンの貨物機。昨年、機長の飲酒問題が起きました)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

コメント

コメントする

目次