ANA(正確にはANAホールディングス)の株主総会に出席してきました。
私には初めての株主総会参加なので、粗相のないように、会場のホテルに前泊し、万全の準備で臨みました。
総会の開始は10時ですが、開場時刻の8時半より少し前に会場に行くと、すでに30人ぐらい並んでいました。
定刻になると受付が始まりました。「出席票」をもらって首からぶら下げて、会場に入りました。
ダークスーツの社員や、CAのユニフォームの人たちが何十人も、ずらっと沿道に並んで挨拶してきます。
一方で株主側は、ほとんどがポロシャツなどの普段着にスニーカーという格好。私も似た様なものでした。
取締役の顔がよく見える前の方に私は座り、開会までの1時間半、iPhoneでサッカーを見て時間を潰しました。
午前10時、ちょうどサッカーがゲームセットとなった時、ANAホールディングスの株主総会が始まりました。
何十人もの株主が質問に立ちましたが、1人1問、2分以内に制限。それに対して社長または担当取締役が回答。
質問者がマイクの場所から自分の席に戻ってから回答が始まるので、再質問ができない仕組みです。
とくに多かった質問は予想通り、最近ANAが予約システムや運賃体系を大幅に変えた事に関連するものでした。
先月導入した新しい予約システムは、慣れない上に動きがとても遅く、顧客にはすこぶる不評です。
新システム導入時期が空港ごとに異なったり、同時に運賃体系も改定したのがトラブルに拍車をかけています。
電話窓口はパンクし、ますます顧客の不満が爆発するという悪循環。総会大荒れが予想されていました。
株主の質問に対して社長は、丁寧な言葉で、しかし答えたくない部分は上手にスルー。簡潔すぎて少々不満。
上顧客(SFC)へのサービス改定(改悪)も、今回の株主総会が大荒れになる原因となり得ました。
ところがそれを見越して昨日、ANAはこの改定を見直すと発表。窮余の策でなんとか総会を切り抜けた形です。
質問を打ち切るため、質問をあと2人にすると社長が提案。拍手承認され、目論見通りに総会は終わりました。
終了間際の「動議」は無視されました。問題はありますが、なにしろ業績が良いので、経営陣も強気です。
(写真は、ANA株主総会の私の出席票。とてもキリの良い番号でした)

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