「手足口病は大人でも罹る」というトピックを、今朝の某報道系番組が取り上げていました。
ある女性タレントが、手のひらが痛かった、と強調します。
あー、それが代表的な症状と思われても困りますけどね。「個人の意見です」というテロップが欲しかった。
このコーナーの最後は、手足口病の「感染予防の盲点」について強調していました。
「アルコールが効きにくいので、流水と石鹸で物理的にウイルスを洗い流す必要がある」と、医師が言います。
画面には、石鹸を付けて手を洗うシーンが流れています。まあ、そこまではよかった。
ところが次が問題。スタジオのアナウンサーが、次のように言ってこのコーナーを締めくくったのです。
「手足口病の場合は、アルコール消毒よりも、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効ということです」
ちょっと待ってください。手指消毒の話の流れで、どうして次亜塩素酸ナトリウムになりますか。
次亜塩素酸ナトリウムは、テーブルや床などの拭き消毒に使う物であって、手指消毒には危険で使えませんよ。
こんな誤解を招く発言で、このコーナーを締めくくるとは、まったく非常識で無責任な話です。
念のためこの番組を最後まで見ましたが、しかもビデオでもう一度見ましたが、訂正などはありませんでした。
(図は、厚労省の手足口病対策のチラシより)

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