ベジタリアンとブロッコリアン

ベジタリアンは、そうでない人と比較して個人的な「達成」や「権力」を重視する傾向があるのだとか。
最近の研究によると、ベジタリアンは「博愛」「安全」「調和」をあまり評価しないことも分かったようです。

つまり、ベジタリアンは自己中で、やってることは自己満足だと、そう解釈することもできるわけですか。

でも確かに、ベジタリアンに限らず強い意志を持って何かを続けている人には、たぶん承認要求がありますね。
それを続けることよりも、続けていることをアピールすることに、力を注いでいるようにすら見えます。

ほぼ毎晩ブロッコリーを1株食べている私にも、もしかすると似た様な側面があるのかもしれません。
そもそもブロッコリーなんて、栄養素や抗がん作用などの理由で始めたわけではありません。
単にダイエットが目的でしたが、いまではもはや、ブロッコリーを続けること自体が目的になっています。

それだけなら良いのですが、ブロッコリーを続けていることを、私はたびたびブログに書いています。
たぶん、誰にも知られず、黙って毎晩ブロッコリーを食べることなど、私にはできないでしょうね。
他人にアピールすることによって自分の行為を正当化し、勇気づけ、モチベーションを得ているわけです。
このブログを書いていなかったら、ブロッコリーの習慣もとっくに廃れていたことでしょう。

ベジタリアンは、もしも無人島で1人で一生暮らすことになっても、肉や魚は食べないのでしょうか。

(写真は、今夜のブロッコリー)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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