インフルエンザワクチン、ネット予約受付終了へ

インフルエンザワクチンの接種希望者の勢いは、すでに峠を越えたようです。
先月までは予約枠がすぐに埋まっていましたが、今月とくに今週の接種分はかなり低調です。

多くの希望者がほぼ接種を完了したか、またはすでにインフルエンザに罹ってしまったのかもしれません。

9月下旬から今日まで、土曜の午後は原則としてインフルエンザワクチン接種専用の時間帯としてきました。
しかし今週は、1時間枠に5人ほどしか予約が入らない時間帯もあり、そのコスパ・タイパの悪さが心配です。
というのも、接種と一般診療を混在させたくないので、接種者が少ない時間帯は何も出来ない時間帯なのです。

以上のようなことを総合的に判断して、ネット予約による接種は、今週いっぱいで終了させていただきます。
ネット予約の受付は終了しますが、今後もワクチン在庫のある限り、電話や窓口で接種予約を受け付けます。

この数年、国の機関によるワクチン株の決定が早くなったためか、インフルワクチンの流通は改善しています。
ワクチンが足りなくなれば、すぐに追加発注は可能です。例年通り、接種は2月までは行う予定です。

今シーズン、今日までに接種した方は1,284人でした。期末までの接種予測数は、約1,350人と見込まれます。
ちなみに、昨年と一昨年の接種総数はそれぞれ1,199人と1,340人、コロナ禍前の2019年は1,382人でした。

今年は新型コロナワクチンとの同時接種が少なかった一方で、帯状疱疹ワクチンとの同時接種が時々あります。
すでにA型インフルエンザに罹った方も、次のB型流行に備えてワクチンを接種しておくことをお勧めします。

(写真は、KM Biologicsのインフルエンザ啓発動画より)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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