赤ちゃんの「RSウイルス感染症」を予防するワクチン「アブリスボ」が、来年4月から定期接種化されます。
前にも書いたように、妊婦さんに接種することで抗体が胎児に移行する「母子免疫」を期待するワクチンです。
3月までは任意接種となりますが、料金は高額です。当院の場合は3万5千円です。すみません。
おもに産婦人科で接種することになるワクチンなので、当院での接種者はまだ過去に2人しかいません。
4月から定期接種化されるとしても、無料ではないでしょう。自治体によって、助成額に差が出るはずです。
いつものことですが、熊本市の助成額(あるいは自己負担額)は全国ワーストレベルになると思います。
母子免疫といえば、「百日咳」予防のために、妊婦さんに「3種混合ワクチン」を接種したこともあります。
さいわい、百日咳の流行は沈静化したので、いまそのワクチンの接種を求める妊婦さんはいなくなりました。
今日は、接種を終えた妊婦さんの「母子手帳(母子健康手帳)」を見ていて気が付いたことがあります。
それは、母子免疫ワクチンの記録欄が無いことです。あるのは、赤ちゃん本人の予防接種の記録ページだけ。
母親の血液検査の結果を記録するページはありますが、予防接種については想定されてないのでしょうか。
アブリスボの接種記録は、A6サイズの「接種済証」を、母子手帳に挟んで保存していただくことにしました。
しかし、そんな紙は散逸しかねません。小さい紙に印刷して貼付することも考えましたが、スマートじゃない。
次の母子手帳改訂の際には、赤ちゃんの予防接種ページのすぐ前に、母親の接種ページを作ってほしいですね。
(写真は、RKKのサイトより、熊本市の母子健康手帳)

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