男の質問、女性の返答

『話を聞かない男、地図が読めない女』という本は、じつは私はまだ読んだことがありません。
ですが読まなくても内容はなんとなくわかるような気がして、興味はあるけど読んでいないのです。

本の内容とかぶるか、逆に齟齬があるかもしれませんが、私が日頃から感じている「男女差」について。

それは、女性に何か質問をすると、必ずしもストレートな答えが返ってこないと感じることです。
いやたぶん、それは私の聞き方が悪いのでしょうけど、でもしばしば、望んだ通りの返答が来ません。

私(男)は、何かを知りたくて尋ねています。単に答えを求めているのです。それ以上でもそれ以下でもない。
女性はしかし、たぶん男が尋ねた意味を考え、先読みして答えてくれます。でもそれが余計なお世話なのです。

男は、欠けたピースを埋めたいだけなので、とりあえずピースだけください、頼みます、という思いです。
ところが女性は、そんなちっぽけな話には収めず、幅広く応えようとしてくれますが、男はイライラします。

ついに男は、「そんなコトは聞いとらん!」と、キレそうになるわけですが、考えてみれば独善的ですね。
「問われたことのみを答え、余計なことは言うな」という問い方自体が、そもそも自分勝手なのでしょう。

ですが、女性の皆さまにおかれましては、このような男の特性をご理解いただければさいわいです。
男が何か尋ねてきたら、まずはシンプルに答えて、ピースを埋めてあげてください。よろしくお願いします。
などと、あんまり書いてるとドツボにはまりそうなので、これぐらいにしておきます。

(写真は、まだ読んだことないけど『話を聞かない男、地図が読めない女』)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

コメント

コメントする

目次