花ちゃんの「遺品」がまだ、部屋のあちこちに残っています。しばらくは、そういうものですよね。
未開封のドッグフードが何袋も、薬を飲ませるために使った美味しいおやつも、たくさんあります。
誰かに差し上げたいのですが、もらう方も気が進まないかもしれませんから、どうしようかと迷っています。
小さな祭壇を、リビングの、いつも花ちゃんが寝そべっていた場所の近くに設置しています。
先代の愛犬アンナが亡くなったときに近所の仏具店で買った、いちばん小さな仏壇のセットです。
その上に、遺骨と遺影と、おもちゃと食べ物とお水と、燭台と鈴などを置いています。
毎日、起床時と、出勤前と、帰宅時と、寝る前に、お線香を上げています。心が鎮まる良い香りがします。
本格的な鈴棒を買ったら、鈴の音色がとても深く響いて、とても心が安らぎ、癒やされます。
遺影の花ちゃんが完璧にカメラ目線なので、つい語りかけたくなり、写真の奥に花ちゃんの存在を感じます。
人間の家族とは比べようもありませんが、ペットも家族ですから、とくに室内犬の存在感は大きいものでした。
フレンチブルドッグの10歳は老犬といわれますが、私たちにとってはまだ10歳の幼い存在だったのです。
楽しかったいろんな場面を思い出しながら、ペットロスに向き合い、緩やかに乗り越えつつあります。
(写真は、先代の愛犬アンナの命日に際しての花ちゃん。昨年2月撮影)

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