「HPVワクチン」啓発ポスター

HPVワクチンの啓発ポスターが、医師会やメーカーから届いています。中身は同じです。
先日書いたように年度末だから急げ、という意味だけでなく、新年度に向けての勧奨なのでしょう。

中1や、時には小6から接種を受ける方がいる一方で、高1になってようやく接種を考える人もいます。
親御さんの中にはいまだに、「でも、副作用があるんですよねぇ」という方が少なくありません。

ご安心ください。その濡れ衣は晴れています。たしかに以前は、
(1)重大な副作用を疑う事象が発生し、メディアが大々的に取り上げ、社会問題になりました
(2)因果関係が明らかでないのに、厚労省は勧奨接種の差し控えを決定し、接種率はほぼゼロになりました

その後の研究によって、
(1)ワクチンを接種してもしなくても、同年代の女性には同様の事象が起きていることがわかりました
(2)しかしそのような不都合な真実はなかなか報道されず、あるいはもみ消され、国も動きませんでした

やがて国内外から、勧奨接種の再開を望む動きが高まり、
(1)国内の学会やWHOや海外諸国から、報じられている副反応は濡れ衣であることが証明されました
(2)その証明から数年後になって国もようやく勧奨接種を再開し、さらに挽回しようと接種を勧奨中です

ですが一般の冤罪と同じで、いちど着せられた濡れ衣は、晴れてもなかなか世間に周知されにくいのです。
医療機関とメーカーは、ずっと啓発活動を続けていますが、接種率はまだまだ伸びません。
ここはメディアが自らの非を認め、特集番組でしっかり検証しなければなりませんが、やらないでしょうね。
国の責任も重大です。接種機会を逃した方が発がんした場合の賠償も考慮すべきですが、やらないでしょうね。

(写真は、MSDのHPVワクチン啓発ポスター)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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