アイスの価格カルテル

アイスの価格カルテルの疑いで、公正取引委員会が食品メーカー6社に立ち入り検査に入ったとのニュース。
不当な「メーカー小売り価格」引き上げで各社が合意したカルテルは、消費者が不利益を被る点で問題です。

「明治」「森永乳業」「ロッテ」「江崎グリコ」「森永製菓」「赤城乳業」の6社だと。
森永が2回出てますが、報道画像をよく見ると、2社のロゴが違うことにあらためて気付きました。
あずきバーの井村屋とか、白クマの丸永は、カルテル仲間には加わっていないようです。

ところで、「診療報酬」が不当に低く抑えられている保険医療は、医療機関に不利益を強いる点で大問題です。
その公定価格は、薄利多売でやっと採算が取れるかどうかの、巧妙な報酬に設定してあります。
いやこの物価高騰なので、ギリギリ採算が取れてない医療機関もあるでしょう。どうかすると大赤字です。

公定価格ということは、同じ診療をするのにも、コストをかければかけるほど損をすることになります。
こんなことでは、懇切丁寧な良い医療を行う事など無理筋です。診察の時間や質に対する評価が無いのです。

もしもアイスが、1個100円の公定価格となったら、大きさや品質はどうなるでしょう。
いまの診療報酬は、約100円の製造コストがかかるアイスに、100円の公定価格をつけているようなものです。

(写真は、アイス大手6社の代表商品)

©NHK

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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