店頭に並ぶ商品の包装は、プラスチックがラップや紙に代わったり、印刷が白黒や透明になり始めました。
原油由来の「ナフサ」を原料とする製品を節約する動きが、加速しつつあります。
先陣を切ったのは、カルビーでした。いち早く、ポテチなどのパッケージを白黒にすると発表しました。
いま各社がそれに追随する形ですが、最初に行動を起こしたカルビーは、評価されるべきだと思います。
「なるほど、考えたね」「さすがカルビー」「発売されたらすぐ買おう」と、私は最初に思いました。
カルビーは、ナフサ不足による苦境を逆手に取り、企業イメージを上げたわけです。
こういうことを最初にやるのは、とても勇気が要るはず。社内でもたぶん揉めたことでしょう。
「スタンドプレーだ」「節約効果はさほど無い」などの批判が出る可能性も、覚悟の上だったと思います。
それどころか政府は、カルビーなどの企業努力をまるでナンセンスと言わんばかりの態度です。
高市首相は「様々な現場で目詰まりが起きている。足りているはずのナフサが手元に届いていない」と。
「目詰まりが起きている。総量は足りている」というのは、政府やお役所がいつも言い訳に使う常套句です。
過去にも、例えばインフルエンザワクチンが不足するたびに、同じような厚労省の詭弁を聞かされました。
足りてはいるが流通過程で滞っているというのなら、そうならないための施策こそが必要じゃないのですか。
現場で実際に手に入りにくいことを、国民は「不足」と言うのです。総量など関係ない話です。
(写真は、私の毎日の朝食、カルビーの「フルグラ」。いまのところフルカラー包装です)

コメント