まさかコロナが増えて来た?

今日の発熱外来では、インフルエンザA型3人、B型13人に加えて、コロナ陽性が2人でした。
久しぶりに、同日に複数のコロナ陽性者が出ました。3カ月ぶりです。
しかも、コロナとインフルエンザの両方で陽性が出た方もいました。このような重複感染は昨年3月以来です。

重複感染は、両方がそれぞれに流行している条件下であれば、確率的には起こり得ることです。
逆に言うなら、重複感染の出現は、両方の感染症が流行していることの証です。
となると危惧すべきは、おもにB型インフルエンザの流行遷延に加えて、コロナの再流行でしょう。

熊本県のインフルエンザの定点あたり報告数は、今年に入って減った様に見えて、じつはいま微妙な推移です。
第1週から第3週(1/12-18)の報告数は、13.90、14.54、16.54と、むしろ若干増えているように見えます。
年末年始の影響もあるので第1週の数値はあてになりませんが、警報レベル解除からは遠ざかる印象です。

一方でコロナも、第1週から第3週では0.38、0.86、0.64という、なかなか減り切れていない推移でした。
これまでの経験上、コロナは沖縄の動きが先行しますが、いまのところ沖縄で再流行の兆しはなさそうです。
しかし北日本では、定点あたり報告数がまだ3以上の地域が多く、人の移動を考えると油断はできません。

ただし、このところ多いのは胃腸炎です。アルコール消毒は効きませんので、ご注意ください。

(写真は、熊本県感染症情報(第3週)より)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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