短期記憶力の低下はどうしたものか

多くのサイトが、ログイン時に「ワンタイムパスワード」の入力を求めてきます。
すぐに、たとえば4桁の数字や8桁の英数字などが、登録したアドレスへメールまたはSMSで送られてきます。

よく使うANA系のサイトでは、2つの絵と4つの数字がメールで送られてくるので、その6つを入力します。
先ほどはそれが、「カギ・コアラ・9・1・2・4」でした。この6つを覚えてから、認証画面に向かいます。
ほぼ毎日、この入力を繰り返しているのですが、いつかこの6つを、覚えきれなくなる日がくるのでしょうか。

認知機能チェックも兼ねてくれるなら、絵だけで6とか8つとか、ちょっと難易度を上げてくれると助かります。

私もあと10年すると、運転免許証の更新の際には認知機能検査を受けなければなりません。
その検査の中に、イラストを記憶する「手がかり再生」という検査項目があります。
4分間で16の絵を覚えろという、しかも回答する前に別の作業(介入課題)をさせられる、過酷な検査です。

現時点で私はすでに、半分以上正答できる自信がありません。介入課題など徹底的に無視したい気分です。
最近とみに、短期記憶力の減退を感じているのです。昔のことはよく覚えてるんですけどね。

ただ幸いなことに、試験で使うイラストは4パターンしかなく、必ずそのいずれかから出題されるようです。
そしてそのイラストはすべて、警察庁のサイトで見ることができます。つまり、予習できるのです。
見てみると、昭和な絵が並んでいます。いまの若い人には、記憶力がよくても正解できない難問でしょうね。

長期記憶なら自信がある私ですから、今のうちに絵を覚えて、本番までに「昔の記憶」にしてしまおうかな。

(写真は、ANAマイレージモールの、絵と数字の組み合わせ認証画面の一例)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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