昨日は久しぶりに街に出て、友人(後輩)と楽しく会食をしました。美味しいお酒になりました。
今回もバスで出かけたのですが、乗り方(クレカタッチ)でまた失敗しました。あれ、分かりにくいですよね。
おまけにバスを乗り間違えて、途中から山に登り始めたのでハラハラしましたが、最後には街に着きました。
熊本のバスって、どれに乗っても結局サクラマチに着くので、安心ですね(皮肉)。
同じ道(小児心臓外科医)を志し、年齢も近い間柄ですが、この十数年の仕事内容はずいぶん異なります。
開業医と勤務医、地域医療と先端医療、一見対照的な働き方です。でも悩むところは同じだったりします。
私の出身医局の後輩たちは、よく知ってる連中はみな、教授や部長など責任の重い立場にいる者ばかりです。
そのような大きな組織(大学や基幹病院)にいると、臨床と研究と教育の責務を担うことになります。
内科系ではそれが研究中心に傾きがちですが、外科系は結果が出やすい臨床面(手術成績)も重要になります。
医局のサイトを見てみると、手術支援ロボットの最新版「ダビンチ5」で手術を行ったと記載されていました。
私は、小児が専門だったこともあり、ダビンチには一度も手を触れたことがありませんが、興味はあります。
昔は「切った張った」と言われた手術ですが、今や高度な技術と訓練に裏打ちされた精緻の極みなんですね。
それが医療技術ピラミッドの頂点だとすれば、私はアナログな対話診療でその底辺を支えているつもりです。
(写真は、九州大学心臓血管外科のサイトより)

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