リンゴ病やマイコプラズマが途切れず、インフルエンザまで出始めている中で、やはりコロナが増えてます。
第35週(8/25~31)の定点あたり報告数は、熊本県12.69(前週12.76)、熊本市9.61(同10.43)でした。
熊本県は横ばい、熊本市は微減と言うべきかもしれませんが、その週の当院は20人で前週より増えています。
さらに最新の第36週(9/1~7)の当院の陽性診断数は25人。先週より5人増えました。
今がちょうどピーク、と先週は書きましたが、訂正します。まだピークじゃないかもしれません。
今日の陽性者12人のうち、「のどがひどく傷む」方は2人しかいませんでした。
例の「カミソリを飲み込むような痛み」というのは、「ガセネタ」と言っても良いレベルです。
おかげで咽頭痛の軽い方が検査を渋りますが、咽頭後壁の発赤が強い方を説得して検査すると、ほぼ陽性です。
おそらく今後、インフルエンザが本格的に流行しはじめるでしょう。
インフルエンザワクチンの接種は、毎年9月中にスケジュールを計画し、ネット予約の受付を開始します。
昨年は約1,200人に接種しましたが、今年も同程度のワクチンとその接種予約枠を準備して臨む予定です。
あとは新型コロナワクチンの接種、とくに65歳以上の方を対象とする定期接種ですけどね。
当院では、昨年と同様にインフルエンザワクチンとの同時接種を推奨するつもりです。
ただ、10月から始まるはずなんですが、具体的な話が聞こえてこなくて、ちょっと困っているところです。
肺炎球菌ワクチンも帯状疱疹ワクチンもあるし、今年65歳になる方は忙しくなりますよ。あ、私もそうでした。
(写真は、リンゴ病になったミャクミャクの図)

コメント