常に危険を予測して運転する、いわゆる「かもしれない運転」を、私は日頃から心がけているつもりです。
見通しの悪い左側の路地から、いきなり子どもが飛び出してくるかもしれないと「ビクビク運転」しています。
なので気になる場所では、アクセルペダルから足を軽く浮かせ、すぐブレーキを踏めるように意識しています。
しかし、急ブレーキが間に合わないと思った瞬間、どのように回避すればいいのか。いつもそれを考えます。
歩道に他の歩行者がいなければ、思い切って左にハンドルを切って歩道に乗り上げる、という手もあります。
街路樹とか店舗等に突っ込んだとしても、人的被害がなければ、私の自損事故で済むかもしれません。
もちろん、車のエアバッグを信頼してのこと。こういうときに限って不具合ってのは、ナシでお願いします。
しかしそうでなければ、左は諦めて右に急ハンドルを切るオプションを、瞬時に選択しなければなりません。
対向車がいなければ、当然これが第一選択となります。なので問題は、対向車が来ている場合ですね。
とくに対向車が普通車や、まして軽自動車やバイクの場合、相手に大きな被害を与えることになります。
その車に子どもが乗っていたら、本末転倒な結末にもなりかねません。じゃあ相手が大人1人ならいいのか。
子どもを救命するためとはいえ、私の行為によって別のドライバーを傷つけることが許されるとは思えません。
これはいわゆる「トロッコ問題」に似ています。違う点があるとすれば、誰も傷つかない可能性もあること。
つまり、常にブレーキが間に合うような運転をすることですね。見通しの悪い道ではゆっくり走りましょう。

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