ANAのスター・ウォーズ特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(JA873A)が、本日最終運航となりました。
白地に青い縞模様の、国際線用のBoeing 787-9ですね。何度か見たことはありますが、乗らずじまいでした。
航空ファンの中には、就航初便とか、その反対に最終便とかに搭乗したがる人がけっこういます。
早めに航空券を予約・購入し、家族を説得したり会社に有休を届け出たりして、万全の準備で臨むのでしょう。
ところが、前もって発表されていたその特別便のスケジュールが、急に変更されることがあります。悲劇です。
今回のR2-D2もそうでした。予定では、一昨日出発の「羽田–ミュンヘン」便(往復)に使われるはずでした。
それが急に延期され、昨日の朝出発した「羽田–ワシントンD.C.」便での往復の運航が最終となりました。
日程が急に変わり、行き先も欧州から米国に変わり、搭乗予定のファンからは悲鳴が上がったことでしょう。
あるいは、急な変更にもめげず航空券を買い直して対応した、熱狂的(変態的)なファンもいたことでしょう。
もしもミュンヘン便で運航したら、深夜に羽田を出発し、翌日朝6時台に戻ってくる予定でした。
ファンによる撮影等の利便性にも配慮して、日中の運航便に変えたのかもしれません。
そのワシントンD.C.便の復路(NH101)は、本日午後3時32分に、羽田110番スポットに帰って来ました。
最後の雄姿を撮影するために、おおぜいのファンが羽田に駆けつけたようです。昼間で正解でしたね。
今後この機材は、特別塗装が通常塗装に塗り替えられ、機材としては退役せず、そのまま飛び続けるようです。
ならば特別塗装のままでいいじゃん、と思いますが、ウォルト・ディズニーとの契約が切れるのです。残念。
(写真は、Aviation Wireより)

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