熊本エリアのバスや熊本市電などが、来月1カ月間、クレカ等でタッチ決済をすると20%割引きになります。
タッチ決済の推進のほか、平日朝の時間帯は割引対象外にして、オフピーク通勤を推奨する目的もあるとか。
ただし熊本の公共交通機関では、Suicaなどの「全国交通系ICカード」は使えません。
使えるのは一般的なクレカと「くまモンのICカード」です。旅行者の方には要注意ポイントです。
一方でJR東日本は、Suica経済圏の拡大に躍起になっています。チャージ上限も30万円に引き上げるとのこと。
ただし引き上げるのはコード決済。タッチ決済用の上限は2万円のままだそうで、そこはガッカリですね。
海外ではもちろん、Suicaなど使えません。各都市の公共交通機関は、クレカ決済へと収束しつつあります。
最近行ったニューヨーク、シドニー、シンガポールでは、クレカやiPhoneのVISAタッチが使えました。
チャージ切れであたふたしたことはありましたが、タッチ部位や方法が分かりにくい改札はありませんでした。
なので私の経験した範囲では、世界で唯一、乗るたびに毎回、タッチ操作で迷うのは、熊本のバスだけです。
だって、本来タッチする場所の上に、いかにもタッチしたくなる窓があるんです。どうにかなりませんかね。
(写真は、熊本の「タッチ決済20%割」の特設サイトより)

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