最近少し涼しかったので、今日は久々の暑さに参りましたね。こういうのを「暑熱鈍化」というのでしょうか。
さて、新型コロナの第33週(8/11~17)の定点あたり報告数は、熊本県で8.33、熊本市は7.50でした。
第32週の報告数は熊本県10.78、熊本市9.17だったので、それぞれ2ポイント程度減っています。
これはしかし、第33週がお盆を挟む週だったので、受診や検査数自体が減った影響かもしれません。
現に、土日祝日診療をしている当院での陽性者は第33週25人で、第32週の22人よりも増えています。
ただし、第34週(8/18~24)はどうなったかというと、当院の陽性診断数は19人で、少し減っていました。
この2日間に限ると、コロナ検査実施25人のうち、陽性は11人。検査数も陽性率も、前週より減っています。
全国的にはしかし、定点あたり報告数は第33週で6.13と、9週連続で前の週よりも増えています。
もしかすると熊本では、全国に先駆けてコロナの流行はそろそろ峠を越えつつあるのかもしれません。
以前から、熊本の流行は全国平均よりも早く推移して、報道が過熱する頃にはもう減り始ることが多いですね。
いまはコロナ検査には高額な費用がかかるため、検査自体が敬遠され、感染者の実数は正確にはわかりません。
コロナだったら困るから検査したくない、という方も、以前からときどきいらっしゃいます。
最近はとくに、コロナであろうと無かろうと出勤するので検査しない、という方もいます。
なるほど、ウィズコロナを謳ういま、その考え方もありなのでしょうか。勤務先にもよりけりですが。
(写真は、NHKのサイトより)

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