「北朝鮮はミサイルを発射台から下ろす作業に着手した」と報じられたのは、つい昨日のこと。
「年内の発射は難しい」と軍事評論家らは口を揃えて言ってました。
「当初から発射する意思はない」と推測する専門家さえいました。
ところが、発射台から下ろされ、年内発射困難なはずのミサイルが、今朝打ち上げに「成功」したようです。
「不意打ち」を食らった日米韓ですが、情報の判断ミスによって気が緩んでいただけのことでしょう。
発射予告期間を延長し、ミサイルの撤去を装うといった、北朝鮮の「情報作戦」にしてやられたわけです。
ミサイル発射は9時49分。
日本政府は、51分に米国の早期警戒衛星からの情報を入手し、55分に「J-ALERT」に情報を送出しました。
その6分後に、ミサイルは沖縄上空を通過したとのことです。
4月のミサイル発射時には、「ダブルチェック」に手間取って「J-ALERT」の送出ができずじまいでした。
今回は完璧かと思いきや、情報入手から送出までに4分かかっています。これって何やってる時間?
早期警戒衛星の情報を、自動的に「J-ALERT」へ転送するシステムにしたらいけないのでしょうか?
ミサイル攻撃から逃げる時間が、6分と10分とでは大違いです。
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