「機内での苦情は一切受け付けません。」
物議を醸すことは百も承知で、こんな強硬な物言いの接客指針を出したスカイマーク。
迷惑な乗客を排除するために、ここまでせざるを得ない背景があったのでしょう。
善良な乗客にも不便を強いるものですが、全体として、それほど非難されるべきものでもないと思います。
具体的に、みていきみましょう。
「客室乗務員は収納の援助をいたしません。」
高齢者に対しては、周囲の乗客が手伝ってあげましょう。それが優しい社会のあり方です。
「幼児の泣き声等に関する苦情は一切受け付けません。」
無く子への苦情は、その親に言うべきでしょう。なぜ、こどもをスカイマークに乗せるのか、と。
「客室乗務員のメイクやヘアスタイルやネイルアート等に関しては自由にしております。」
華やかで良いです。
「客室乗務員の私語等について(中略)苦情についてはお受けいたしかねます。」
接客係ではなく保守点検係なのです。職員の私語を叱るのは上司の仕事です。
今回の件で連想したのは、タクシーです。
タクシーこそ、このようなコンセプトを打ちだしてほしいものです。
例えばこんな感じで。
・幼児の泣き声に関する苦情は一切言いません。(すいません)
・乗務員のシートカバー等は自由にしております。(丸い玉のやつね)
・お客様との無用の会話をいたしておりません。(むしろ助かる~)
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