「マグマ」という連続ドラマが、昨日からWOWOWで始まりました。
原作は震災前に書かれたものですが、震災後のいま、いっそうリアリティーのあるストーリーです。
なにしろ日本は火山国。資源に乏しい我が国が、例外的に世界有数の「賦存量」を誇る資源です。
「地熱発電」がいちばん「日本らしい」発電法ではないでしょうか。
調査・建設にかかるコストは、技術革新によってなんとでもなるはず。日本人の力をもってすれば。
2年前の事業仕分けでは、ばっさり切り捨てられた地熱発電分野ですが、それは震災前の話。
新エネルギー政策の目玉として、研究費や助成金をどっさりとつぎ込んでみてはどうでしょう。
ところで、野田首相が再稼働を宣言したばかりの大飯原発のその下に、活断層がある可能性が出てきました。
敦賀原発直下に活断層があることも、すでに問題になっています。
原発を活断層の上に建造することはできません。現存する場合には、廃炉にしなければなりません。
活断層の地図を見ると、全国至る所にあります。この国に原発を建てる隙間があるのかと思うほどです。
地震国日本に原発は不向きだと、つくづく思います。
地震も地熱も、どちらも地球エネルギーの発散形態です。
人間が太刀打ちできるものではありませんが、その力を少しぐらい頂戴してもよいのでは。
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