都議会議員選挙の行方よりも、藤井四段の竜王戦トーナメントの方が気になってましたが、残念な結果でした。
藤井四段の30連勝は成りませんでしたが、まだまだこれからいくらでも強くなり、活躍することでしょう。
彼のこれまでの29勝の内容は、詳細に分析されています。
そして、藤井四段の指し手と将棋ソフト(AI)の最善手との一致率が、極めて高いことがわかっています。
もしかして、将棋ソフトで修練を重ねた藤井四段は、脳内回路がAIに近い状況になってるんでしょうかね。
将棋ソフトはどんどん強くなっているので、人間が戦ってももう、なかなか勝てません。
2年前の「将棋電王戦」では3勝2敗で人間が勝ちましたが、そのうち2勝はソフトの弱点を突いたものでした。
ソフトの弱点が分かっていてその手を使った面があり、正々堂々としていないという批判もありました。
しかし将来、人間がコンピュータと戦う日が来たら、機械の弱点を突く戦略しかないでしょう。
真っ向勝負して勝てなければ、合理的に考えたらあり得ないような作戦で、機械を混乱させるしかありません。
藤井四段は、守りも責めも強い、スキが無い、などとプロ棋士たちが言います。
まさに無敵かとも思えていたのにしかし、実際に対局したら、今日のようにあっさり敗れたりするんですね。
将棋ってほんとに奥が深い。となるとまだしばらくは、人間とAIは互角に戦えるかもしれません。
「Mr.サンデー超拡大スペシャル」では、小池都知事のインタビューを中断して、将棋を中継していました。
解説する「ひふみん」は、いつも以上に気持ちが高ぶって、言ってることが半分もわかりませんでした。
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