Appleが初代の「iPhone」を発売したのは、米国時間の2007年6月29日でした。
日本上陸は2代目の「iPhone3G」からで、その発売は2008年7月11日。私も朝から並んで買いました。
「iPhoneが世界を変えた」と、Apple信者の私が言わなくても、まあ誰もが認める事実でしょう。
現代人にはもはや、スマホ無しでの生活は想像もできません。発売から10年しかたってないのに、です。
いまでこそiPhoneの世界シェアはそれほど高くないですが、スマホ文明を牽引したことは間違いありません。
では、次の10年はどうでしょう。どの企業のどのような製品・サービスが世界を変えるのでしょうか。
GoogleやTeslaやAmazonやFacebookなどのIT企業が、それぞれの分野で最先端を走っています。
Appleが彼らと同じ土俵で勝負するのは難しいでしょうけど、きっとまたやってくれると思うのが信者です。
逆に、iPhone以前の10年はどうかといえば、ジョブズが復帰して、Appleがなんとか復活した10年でした。
90年代は、身売りするかどうかが噂されるほど落ち込んでいた会社でしたが、いまや時価総額世界一です。
Windowsに比べるとまったくマイナーなパソコンだったMacも、いまはかなり人気があります。
Apple快進撃のさなかに亡くなった、カリスマCEOジョブズは、ほぼ神格化して現在に至ります。
iPhoneが登場した10年前、その評価は賛否が分かれました。ジョブズすら過小評価していたもといわれます。
後の世界を変えるモノは、それが登場した時点ではまだ、世間には評価され難いのかもしれません。
逆に言うなら、簡単には価値が推し量りかねるぐらいのモノが、後の世界を変えるのでしょうね。
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