MENU

骨だけ撮して欲しいのよ

放射線技師が盗撮、というニュースを聞いて、となると撮したのは骨や内臓じゃないんだな、と思ったりして。
この手の事件は無数に報じられていますが、こういう業務中の盗撮をされると、もう同業者全員が迷惑します。
全ての挙動が怪しまれ疑われ、担当者は必ず「同性」にしろ、なんていう面倒なことにもなりかねません。
被害者が好みのタイプだったと、件の技師は言ってるようですが、もしかしてストーカー対象だったのか?
ニュースを聞きながら、「骨まで愛したのかね」とつぶやいたら、「それ言うと思った」と家人。
幼少期、私が最初に覚えた歌謡曲が、城卓矢の『骨まで愛して』でした。年上の従兄弟から習ったのです。
「生きてる〜ぅ限りは〜 どこ〜ま〜で〜も〜 探し続ける 恋ねぐら〜」
意味不明な「恋ねぐら」という言葉のその音、響きが、当時の私には「刺さった」んでしょうね。
空港や機内で、私はよく写真を撮りますが、最近は空港内に「盗撮NG」のような掲示物が目立ちます。
Facebookなどを見ると、CAさんや地上係員が映り込んだ画像をよく見かけます。あれがダメなんですよね。
こういうのは、ご本人の承諾を得るだけでなく、喜んで一緒に映ってくれる場合に限り、撮影が可能です。
なんとなく断り切れずに被写体になる雰囲気があれば、撮さない方が良いですね。
顔だけ隠してSNSにあげたとしても、撮影者のコレクションには顔が残るわけで、それがすでにNGなのです。
放射線技師の盗撮は、女性の外見を撮ってしまったのが問題でした。骨だけ撮しときゃよかったのに。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

コメント

コメントする

目次