宮崎大学医学部附属病院が、来年4月から「木曜休診・土曜診療」になるそうです。大胆な転換ですね。
その目的は、(1)経営状況の改善、(2)働き方改革、ですが、もちろんメインは経営改善でしょう。
土曜に他の医療機関からの紹介を受け入れ易くし、また土曜入院によって週明け手術も可能になるといいます。
さらに、月曜を休診にして連休を維持するという道を選ばず、敢えての木曜休診というのも渋いですね。
ハッピーマンデーで祝日が多い月曜を避けたのかもしれません。
専門的または高度な医療が必要と思われる患者さんを、私は日赤やその他の基幹病院に時々紹介しています。
ところがそのほとんどが、平日しか診療していないため、患者さんは学校や職場を休まなければなりません。
どうしても都合がつかず、何か月も病院受診に踏み切れない方もいらっしゃいます。
土曜に紹介受け入れ可となると、患者さんも受診しやすく、病診連携がとりやすくなりますね。
ただ職員にとっては、土曜勤務への転換には抵抗もあるでしょう。シフトを工夫したとしても負担は増えます。
労務上の苦労がどうしても懸念されます。当院は土日祝日診療をしているので、それがよくわかるのです。
今回の「木曜休診・土曜診療」体制への移行が、大学病院職員の離職に繋がらなければよいのですが。
(写真は、宮崎大学病院のサイトより「診療日変更のお知らせ」)

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