インフルエンザが流行していると、NHKや民放のニュースがしきりに報じています。
当院でも急に陽性者が出始めていますが、まだそれほど多くはありません。
10/13~19の定点あたり報告数は、熊本県では1を少し越えたところですが、関東地方では5を越えています。
けっこう地域差があるのですが、放送局は東京の出来事を中心に報じるので、全国的な流行の印象を与えます。
コロナはすでに、このところ減り続けています。今後はインフルエンザが全国的に流行することは確実です。
インフルエンザワクチンは、接種の2週間後から効果が出てくるとされています。打つならそろそろですよ。
前にも書いたように、当院のこの時期の土曜日の午後は、インフルエンザワクチン専用の時間帯としています。
昨日も約80人に接種を行いました。とくに15時以降はネット予約の方に限定した接種を行いました。
定期接種ワクチンとの同時接種をしたお子さんも何人か行いましたが、これは時間帯を変えて行いました。
同時接種は、ワクチンの準備に時間がかかるほか、確認作業や母子手帳等への記録にも特別の注意が必要です。
一方でインフルエンザの単独接種では、ワクチン取り違えの心配がないので、流れが単純で気が楽です。
もちろん、本人確認と体調・体温・病歴の確認や、接種回数・間隔・年齢(接種量に関係)の確認は必須です。
大泣きするお子さんをなだめすかして次々に注射するのも、まあこの時期の風物詩みたいなものですね。
(写真は、昨日使ったインフルエンザワクチンの空バイアル36本)

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