「老齢年金」の受給開始年齢に達したので、「年金請求書」を提出するために年金事務所に行きました。
私はまだ現役で収入もあるので、「老齢厚生年金」が全額支給停止となることはわかっています。
ただし「老齢基礎年金」の支給は受けられます。ですがそれも「繰り下げ受給」とすることにしました。
そのことも含め、年金について私は疎いので、今日は予約して年金事務所で詳しく話を聞いてきたのです。
にしても、あれだけ多くの保険料を何十年も払ってきたのに、頑張って働いてるという理由で支給停止ですか。
なんか、やりきれませんよね。まあしかし、いまも元気に働けていることを幸せと思うしかないでしょう。
今月も来月も、厚生年金はもらえないのに厚生年金保険料は払い続けます。まるで「労働税」です。
一定以上の収入があれば年金が受け取れないといういまの仕組みは、見直す必要があるんじゃないですか。
かつて国家公務員や地方公務員だった時期があるので、「退職共済年金」の手続きも始まるようです。
九州厚生年金病院に勤めていた4年間に対応する「企業年金」については、今後また手続きが必要です。
それらも含めて全ての年金を、とりあえず繰り下げ受給として、いましばらくは仕事に邁進しましょう。
年金はとても複雑な仕組みで、しかも「被用者年金一元化法」などによって制度が変わりつつあります。
しかしどのように改正したところで、年金の支給額が目減りしていく方向性は変わりようがありません。
繰り下げ受給を選んだのも、そういった先行き不透明なことにいまはまだ振り回されたくないからです。
(写真は、私がかつて勤務していた頃の、旧九州厚生年金病院。カーブが独特)

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