「12式地対艦誘導弾能力向上型」が、全国に先駆けて、熊本の健軍駐屯地に配備されることになりました。
従来の円筒形ではなく、翼を展開する速そうなミサイルで、レーダーステルス性があるそうですね。
他国による侵攻を早期・遠方で阻止・排除可能な「スタンド・オフ防衛能力」を強化するためだといいます。
攻めてくる敵を、敵の射程圏外から攻撃するという、普通に考えたら実にもっともな防衛法でしょう。
このことを私はどう感じたかというと、批判を恐れずに言えば、熊本配備を聞いて私は誇らしく思いました。
日本の国土を守る最新設備が、地元にいち早く配備されるわけですから。だって日本人だもの。
ところが、熊本が敵に狙われてしまうじゃないかと心配する人たちが、今回の熊本配備に反対しています。
国からの事前の説明が足りなかった、ということもあるでしょう。でも、説明すれば反対しなかったのか。
お断りしておきますが、私は戦争には絶対反対です。とくに民間人が殺されることなど、あってはならない。
だからこその「抑止力」なわけで、その具体的な方策として地元が真っ先に関与できるから誇らしいのです。
そもそも、こんな重要な装備ですから、有事の際に敵に狙われないように移動して隠すことなど当然のこと。
ずっと健軍に置いてあるわけではないのです。ハリウッド映画を観慣れている方なら、誰でも知ってますよね。
(写真は、防衛省の富士総合火力演習の映像より、前方の車輌が12式地対艦誘導弾能力向上型の発射機)

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