MENU

政局にかかわらず、コロナの波は迫っています

参議院選挙では、与党が過半数割れの大敗を喫しました。これで衆参両院とも少数与党となってしまいました。

「比較第1党という議席をちょうだいした」と石破首相は述べてますが、負け惜しみを通り越して詭弁ですね。
日頃は仏頂面の石破氏が、「続投」を表明する段になって妙な微笑みを見せました。そういうところがイヤ。

「国政に停滞を招かないため」という決まり文句の真意はまず、「トランプ関税」問題の決着でしょうか。
でもその会見で、南海トラフ地震に備えるため、みたいなことまで加えるからオカシなことになるのです。

私個人の関心は、日本医師会副会長・釜萢敏(かまやちさとし)氏の当落でした。なんとか当選して良かった。
医師とくに開業医への厳しい政策が続いている流れを、少しでも押し戻してほしいと思っています。

小さなことで言えば、小児科医の釜萢氏には、ワクチン行政の推進をぜひ、お願いしたいところです。
また、コロナ関連でのメディア露出が多かった釜萢氏ですから、コロナ医療の立て直しもお願いします。

いま、コロナ感染者が増えています。第13波が迫っています。
昨日・今日の連休中、当院の発熱外来では10人のコロナ陽性者が出ました。そのうち成人が7人。
検査代が高いなどの理由で成人の検査希望者が減っているいま、この数字でもかなりの過小評価でしょう。

周囲にコロナ感染者がいた、という方は1人だけ。あとの9人は、周囲に夏風邪の人がいた、という方々でした。
敢えて検査したので診断が付いたのです。まあ、コロナといっても症状はほぼ夏風邪と同じなんですけどね。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

コメント

コメントする

目次