いまごろ書くのも気が引けますが、「7月5日問題」も終わってみれば、「デマと思ってた」と皆が言います。
しかし例えば、沖縄への修学旅行の日程を1日早く切り上げた学校もあるようで、はた迷惑な話です。
このようなデマ騒動は、「ニセの物証」を元に、「デマ」を流し、それが「拡散」される、という構図です。
熊本地震の時、動物園からライオンが逃げたというデマが、フェイク画像とともにSNSで拡散しました。
あのライオンは逆に突拍子も無いので笑い話ですが、もっとリアルで深刻で実害が出ることが多々あります。
とくにいまの問題は、フェイク画像・動画が精巧すぎることですね。それにSNSでの拡散速度が速い。
技術的な進歩によって今後は、モノの真贋を少なくとも一般人は簡単には見破れなくなるでしょう。
それに人は新しい情報が好き。多少うさん臭くても話題性があれば、知った情報はわれ先に広げたいのです。
NHKが言ってるのだから間違いなかろう、というのは、ネット情報と比べれば、という程度と思うべきです。
受け手としては、見聞きした情報の信憑性を、自分なりの方法で確認しなければなりません。
医療とか科学とかの分野の情報では、私は必ずできるだけ大元の「一次情報」を確認するようにしています。
その一次情報を抜粋して「解説」している風の二次情報は、油断せずに斜に構えて読むべきです。
当然ながら当ブログも、私の実体験部分以外はすべて、二次・三次以上の、いわば「高次情報」です。
情報を確認して書いてはいますが、ホンマかいなと思った時は、できれば一次情報を確認してくださいね。
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