麻薬取締法違反の報道が続きます。サントリーの方よりも、私には清水尋也氏のことが気になります。
TBSの日曜劇場『19番目のカルテ』で、重要な役柄を演じてる人ですよね。しかも来週は最終回。
このドラマ、最初は主人公を批判・敵対していた同僚らが、だんだんと理解者・味方になっていく流れです。
そんな風に、回を追うごとにみんなが「良い人」になっていくパターンのドラマって、多いですね。
例によってTBSは、「清水容疑者の出演シーンをカットする方向」とのことですが、必要あるんですかね。
そんなことしたら物語がいびつになるし、尺も短くなりませんか。最終回15分の拡大分が不要になったりして。
それに過去の放送分の再放送とか配信はどうなるんですか。まさか、全部カットするわけ?
彼(の役)がフィーチャーされた回もあったと思います。ストーリーに食い込みすぎてカットは無理でしょう。
この手の問題ではしばしば、俳優が演じた作品自体には罪が無いのではないか、という議論が起きますね。
ドラマの役柄は架空の人物であり本人とは別人格。人としての本人のみを罰すれば良いと私も思います。
それに不祥事を起こしても、ほとぼりが冷めた後に元通り復帰した芸能人など山ほどいますからね。
例えばピエール瀧の場合、事件で大河ドラマなどは混乱しましたが、数年後には「もうええでしょう」ですよ。
その人を芸能界から追放する必要があるほどの罪状でもない限り、作品中の姿まで消す必要はないでしょう。
今度の最終回では、「収録したままを放送する」旨の「お断り」を番組冒頭で示せば済む話じゃないですかね。
(写真は、NETFLIX『地面師たち』のワンシーン)

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