同音異義語は日本語だけの特徴でもないのですが、日本語にはとくに多くて、間違いやすいですね。
毎晩ブログを書いた後には、地味に校閲しているのですが、どうしても見逃してしまいます。
昨日のブログで、iMacの内蔵HDDのことを「内臓」ストレージと書いていたことに、今朝、気付きました。
恥ずかしいので、秘密裏に訂正しております。
でも「サーバー」を「鯖」と書いたのだから、「内蔵」よりも「内臓」の方がしっくりきませんか(言い訳)。
もしかすると、賢いATOKが気を回して、「鯖」の後だから「内臓」への変換を優先させたのかもしれません。
で、急に気になって、過去のブログを全部チェックしてみたら、出るわ出るわ、「内臓」が。
11月19日には「内臓ストレージ」、4月22日には「内臓HDD」と書いてます。記憶装置関係が多いですね。
昨年の2月6日には「内臓マイク」、1月24日は「内臓メモリ」、3年前の11月9日にも「内臓HDD」。
それらもすべて、こっそり、修正させていただきました。
でも調べてみると、もともと「蔵」の字には、内臓の意味があるようですね。
「臓」は、あとでできた字らしく、昔は「五臓六腑」を「五蔵六腑」と書いていたとか。
なので「鯖の内臓」を「鯖の内蔵」と書いても、間違いじゃないわけです。
だけど「内蔵ストレージ」を「内臓ストレージ」と書いたのは、やっぱり間違いか。逆は必ずしも真ならず。
などと思いながら、「内蔵」の文字面から連想するのは、いまの時期だとやっぱり「大石内蔵助」でしょう。
どうして「内蔵助」と書いて「くらのすけ」と読むのか。調べてみると面白いテーマですが、今日は割愛。
そう言えば「浅野内匠頭」も、「内匠頭」と書いて「たくみのかみ」なんだなあと、いま気付いたところです。
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