予防接種の予診票は、住所・氏名・生年月日などの他に、既往症や体調や出生時体重などの記載欄があります。
それを全部埋めるのに、だいぶ時間がかかります。ワクチンをいくつも同時接種する場合は、かなり面倒です。
何枚も書き上げた挙げ句に、熱を測ったら37.6度、なんて場合には、接種見合わせとなります。
そして後日、体調改善後にまた来て、また何枚も予診票を書いて・・・という作業を繰り返すことになります。
そこで提案なんですけどね。
ワクチンが異なっても、予診票の内容はほぼ同じ。ならば、複数ワクチン同時接種用の予診票ってどうですか。
そう思って調べてみたら、一部の自治体ではすでに、そのような予診票を使っているようですね。
乳児早期はとくに定期接種ワクチンが多いですが、同時接種の組み合わせパターンは決まっています。
任意のロタウイルスワクチンも加えると、満2カ月で4つ、3カ月で5つ、4カ月では4ワクチンを接種します。
そこまではほぼ全員が同じ組み合わせ(ロタの有無の違いのみ)、同じペース(4週間隔)で接種します。
現状では、その13のワクチンの接種を受けるためには、合計13枚の予診票を書かなければなりません。
ところが複数のワクチンの同時接種に対応する予診票であれば、1回の接種で1枚だけ書けばよいのです。
熊本市の定期接種の予診票は、機械処理用の様式なので、改変には多少の手間が必要になりそうです。
ですが一度作ってしまえば、予診票の枚数が減る分、機械処理の作業量はむしろ削減できるはず。
定期接種分だけでも、同時接種用予診票にしてくれませんか、保健所の方。
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