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受動喫煙は絶対規制を

「がん患者は働かなくていいんだよ」
自民党厚生労働部会でとびだした、大西英男・衆院議員によるヤジです。
受動喫煙問題では自民党内に規制反対論が根強い中で、このような失言は明らかに、反対派には逆風ですね。
その意味では、なかなか良いタイミングで問題発言をしてくれました。むしろ感謝申し上げたいぐらいです。
このほかにも、同部会においては、大西氏によるツッコミどころ満載の失言が続いたようです。
「私は50年間タバコを吸い続けています」
喫煙年数を自慢するなど愚の骨頂。周囲の人間に受動喫煙という危害を加えた年数に等しいのに。
「家でも自由にタバコを吸っていますが、子ども4人、孫6人、誰も不満を言いません。みんな健康ですよ」
受動喫煙しても健康なんだから問題ないという、驚くべき詭弁。受動喫煙への配慮など皆無のようです。
不満を聞き入れる態度すらない人間に誰も不満は言わないということにも、気付いていないようです。
子どもに対しては虐待にも相当する犯罪行為を、公言してはばかりません。
他の議員のケースでも同じですが、失言というのは言葉尻の問題ではなく、その人の人間性の問題なんですね。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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