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仕事中の飲酒

日本航空の男性客室乗務員が、国際線乗務中に機内のトイレで缶ビールを1缶飲んだという不祥事。
「休憩時間によく眠れるよう飲んだ」と言ってるそうですが、たぶん、単にビールを飲みたかったのでしょう。
その乗務員が缶ビールを持ってトイレに入るのを、乗客が目撃したようです。
持ち込み方がよほど大胆だったのか、あるいはその乗客がきわめて鋭い観察眼を持っていたのかもしれません。
男性乗務員をそれほど注意深く観察するとは、もしかするとその乗客は女性?
まあ、機長とか副操縦士でなくてよかった。いや、パイロットならトイレじゃなくてコクピットで飲むか。
コクピットという密室で、彼らが酩酊して大盛り上がりだったらイヤですね。あり得ないとは思いますが。
電車やバスの運転士は、乗客が見てるので乗務中に酒を飲むことは不可能です。
たとえお茶を飲んだって、苦情が出るぐらいですから。
30年以上も昔、大学の医局旅行(医局員の慰安旅行)で、驚くべき光景を目にしたことがあります。
貸切バスで休憩の時に立ち寄ったドライブインで、無料の「利き酒」会が催されていました。これはラッキー。
医局員のほぼ全員が冷酒を飲みながら、ふと横を見ると、どこかで見た男性が酒を飲んでる。
誰だっけ?と思ってるうちに休憩が終了し、皆がバスに乗り込むと、先ほどの男性が運転席に座ってます!
古き良き時代・・・とも言ってはおれませんけどね。
その時代、病院内の医局には、ビールがうなるほどありました。すべて製薬会社からの差し入れです。
いや、差し入れというのはおこがましい。在庫が減ったら自動的に補充されるようなシステムでしたから。
夕方になると、疲れた医局員らがぬら〜っと集まってきて、プシュッと缶を開け、元気を取り戻すのです。
ビールなど飲まず、いきなり焼酎から始める先輩もいらっしゃいました。昭和の時代の話です。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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