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新1万円札の人のことが、多少わかりました

NHK大河ドラマ『青天を衝け』が終わりました。
そこそこの面白さから始まったと思ったら、途中から目が離せない展開となりました。よいドラマでした。
主人公・渋沢栄一の末裔である尾高忠明氏の指揮によるテーマ曲も、私はわりと気に入ってました。
そして尾高氏といえば、かつて「N響アワー」で放送事故を起こすほどの名演奏を見せたことを思い出します。
大河ドラマの面白さは、史実とは矛盾しない範囲で、どれほど独自の物語を構築できるかで決まります。
前にも書いたように、描く時代が現代に近ければ近いほど、脚色の自由度が下がります。
なので、一気に時代がさかのぼる、次の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、驚くような展開になる予感がします。
おまけに三谷幸喜ですからね。大真面目にふざけたことをやりそうで、楽しみです。
「鎌倉時代は知名度があまりないので、先がどうなるかわからないというおもしろさは確実にある」
三谷氏自身がそのように言うほどですから、視聴者を驚かせる気まんまんなのは間違いないでしょう。
コロナ禍や東京五輪などのために、この2年間の大河ドラマは、放送回数がずいぶん制限されてしまいました。
前回の『麒麟がくる』は44回だったし、2月に放送が始まった今回の『青天を衝け』はたったの41回でした。
来年の「鎌倉殿」も、コロナ禍の先行きが不透明なため回数は未定とのこと。脚本家も困るでしょうね。
以前のように、毎週日曜日には必ず楽しませてくれる、全50回の本格的大河になることを期待しています。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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