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ワクチンは、確かに効いてます

新型コロナワクチンの2回接種完了者が、全人口のほぼ50%に達しました。やっとここまで来ましたね。
ワクチン接種歴別の新規感染者(陽性者)数を見ると、ワクチンの効果は歴然としています。
人口10万人当たり新規陽性者数は、未接種者が59.9人に対し、1回接種のみ20.5人、2回接種済4.5人でした。
「ブレイクスルー感染」も気にはなりますが、それよりも圧倒的に多いのは、やはり未接種者の感染です。
そしてその感染者から多くの飛沫を浴びれば(ウイルス曝露が多ければ)、接種者でも感染し発症するのです。
デルタ株では、7,8割程度の接種率では集団免疫の成立は難しいと言われています。
しかし、接種できない(したくない)人を除くと、接種希望者が全人口の8割以上いるとは思えません。。
いくらワクチンが有効でも、接種しない人が一定数いる限り、新型コロナの収束には時間がかかりそうです。
mRNAワクチンよりも抵抗感の少ない不活化ワクチンが開発されて、接種率が少しでも上がることを願います。
とりあえず当院で今できることは、せっせとワクチンを接種することですかね。
昨日までの接種回数は、1回目477、2回目411、合計888回でした。明日も54人ほど接種する予定です。
来月はインフルエンザワクチンの接種を始める予定ですが、コロナとの兼ね合いがとても難しくなりそうです。
ていうか、インフルワクチン、いつから何人ぐらいの予約枠を作るべきなのか、まだ決めかねています。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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