来週、61回目の誕生日が来ます。その日が金曜で休診日なので、実はバースデーフライトを計画していました。
9月頃にはコロナも収束してるだろうとタカをくくって、半年以上前に予約購入しておいた航空券です。
ところがその後、強烈な第5波が襲来し、のんきに飛行機に乗っている場合ではなくなりました。
いくら機内は十分に換気されているとしても、隣や後ろの席に感染者がいたら、飛沫を吸うリスクはあります。
他県の人たちが集合する閉鎖空間に長時間滞在することは、私にしてみれば無謀以外の何物でもありません。
そもそもバースデーフライトなんて、目的地よりも搭乗に意味があるわけで、つまり不要不急の典型ですよね。
そんなわけで今日は、バースデーフライトチケットの解約をしました。残念ですが仕方ありません。
ところで、通常の航空券は、搭乗までの日数が迫ってくるとそれなりの取消手数料がかかります。
ANAの場合、出発まで13日前以降から出発時刻前までの解約だと、運賃の60%相当という高額の手数料です。
それがイヤで今回は、取消手数料のかからない「株主優待割引」で購入していたのでした。
ちなみに株主優待割引券(正確には「株主優待番号ご案内書」)は、誰でもネット等で買えます。
株主でなくても、合法的に使うことが出来ます。しかもコロナ禍で、割引券は値崩れして激安です。
では、株主優待割引で購入したチケットの解約には、一切の手数料がかからないのかというと、違います。
「払戻手数料」が1便あたり440円ほどかかります。しかしこの手数料も払わずに済ませる方法が、あります。
発着空港のある地域に緊急事態宣言が出されると、「払戻手数料」も無料になるんです。
なのでケチな私は、緊急事態宣言の延長が決定される今日まで、航空券の解約をせずに待っていたのでした。
そんな感じでコロナ禍では、航空券を買ったり解約したりしながら、ギリギリの脳内旅行を楽しんでおります。
目次
コメント