土曜の午後の診療枠をすべて使って予防接種だけを行うのは、10月7日以来、今日で6週連続となりました。
コロナワクチンの接種希望者は少なくなりましたが、インフルエンザワクチンの希望者がとても多いのです。
土日の接種を希望する方が多く、しかし日曜は発熱外来に充てたいため、土曜の接種人数が増えるわけです。
時間帯分離を徹底するため、土曜の午後は発熱者等の受診はお断りして予防接種に専念することになります。
今年はインフルエンザワクチンの流通量が例年よりも多く、薬品卸からは希望量のワクチンを入手できました。
ただ、接種する時間が足りません。できるだけ多くの接種を行うためには、効率を上げなければなりません。
そのために、連続して多人数に接種する今の方式に落ち着いたのです。今日の午後も約80人に接種しました。
開院当初から数年間は、近隣の事業所に出向いて「出張接種」を行うこともありました。
しかし、院外での診療行為に係る厳密な手続きを踏む必要などを考慮した結果、近年はやめています。
その代わり、いくつかの事業所の方が、それぞれまとまって当院に来る形での「集団接種」をしています。
当院での接種料金は、開院当初こそ2,000円とか1,500円と激安でしたが、今はそれほど安くはありません。
あまり安くすると、市内一円から希望者が殺到し、かかりつけの方の接種ができなくなるからです。
そんなわけで、当院があまりオトクな接種料金ではないことを、かかりつけの方には申し訳なく思っています。
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