10年前の地震で、自宅の洋酒の瓶が何本も床に落ちて割れ、もうそれは、ひどいこと(臭い)になりました。
そこで洋酒の棚に、転落防止のためのチェーンを張ったのです。我ながらかなり細かい仕事をしたものです。
あれから10年。まさに忘れた頃にチェーンの出番が来ました。スコッチのボトルは1本も落下しませんでした。
重要書類や本やファイルを転落から守る工夫は何もしてなかったくせに、洋酒だけは完全に守れたというね。
とはいえ、最近の晩酌はビールだけなので(旅行時等を除く)、スコッチたちの出番がほとんどありません。
かつてマイブームだった「アイラモルト」のボトルは、落下こそ免れたものの、みなホコリを被っています。
「ラフロイグ」「ボウモア」「アードベック」「カリラ」などのメジャーな銘柄は、ひと通り並んでいます。
「ラガヴーリン」「キルホーマン」「ブルックラディ」「ブナハーブン」「オクトモア」も揃えています。
さらに、「シークレットアイラ」と言われる「アイラストーム」「アイリーク(イーラッハ)」も置いてます。
これらは、前述した銘柄の醸造所の原酒を樽ごと買い付けて、独自に熟成させて販売しているものです。
中身の原酒が何であるかはシークレットなので、愛好家はそれを推測しながら味わうわけですね。
いつか時間と体力と資金があれば、スコットランド、とくにアイラ島の醸造所を巡る旅をしてみたいですね。
世の中には、そういう渋い趣味を実践済みの先達がおおぜいいます。村上春樹氏もそのひとりでしょう。
というわけで今夜は、荒涼としたスコットランドの海辺に思いを馳せつつ、久しぶりにアイラを飲みました。
(写真は、書斎の「アイラ」コーナー)

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