「半夏生」にタコ

「半夏生(はんげしょう)」の今日は、タコを食べるのが西日本(ていうか関西)の風習だそうですね。
夏至の11日後のことですか、半夏生。まずそれを知りませんでした。その日にタコを食べた経験もありません。
「土用の丑の日」に鰻を食べることは時々ありますが、半夏生のタコなんて知らんがな。

ですが知ってしまった以上は食べようと思い、家人に要請をしたのですが却下されました。タコは高いと。
それと同じ理由で、2,3日前からわが家の食卓にはブロッコリーも上らなくなりました。

もう十数年もの間、ほぼ毎晩1株食べているブロッコリーですが、食べない日もたまにあります。
それは、旅行中や体調不良時、人間ドックの前日、そしてブロッコリーが高かった日です。

半夏生は、カラスビシャク(半夏)が生え始める時期であり、田植えを終える目安の日とされています。
そしてその「半夏」といえば、多くの漢方薬に配合されている「生薬」のひとつですね。
すぐ思いつくのは「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」。ノドのつかえ感が続く人に処方したりします。

「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」にも、半夏が含まれています。鼻炎や副鼻腔炎などで処方します。
さまざまな理由で抗ヒスタミン薬を控えるべき患者さんにも使いやすくて、私の好きな漢方薬です。

田植えを終えたこの時期に、栄養価の高いタコを食べて夏に備えようというのが、半夏生の風習だとか。
現代のような飽食の時代ではなかった昔は、ご馳走を食べるにしても何か名目が必要だったんでしょうね。

(写真は、今日のわが家の、栄養価の高い料理)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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