iPhone 17 Proを使っていると、本体がかなり熱くなりました。
考えてみたらこれまでの機種はケースに入れていたので、本体の温度がわかりにくかっただけかもしれません。
しかしそれにしても、昨今のリチウムイオンバッテリーの発火事例もあるので、スマホだって気になります。
17 Proには、「アルミニウムUnibody」に加えて「ベイパーチャンバー」という特殊な放熱構造があります。
16 Proでは、内装アルミフレームをチタニウムで覆う二層構造なので、強くて軽量でした。
それを17 Proでは厚さと重量を犠牲にして鍛造アルミニウムに置き換え、熱伝導率を最優先させています。
ベイパーチャンバーは、銅製の中空に封入された純水の気化・凝縮によって、熱を瞬時に拡散する構造です。
それが外装のアルミに溶接され、筐体そのものが冷却デバイスとして効率良く熱を拡散するのだそうです。
なるほど。17 Proは新構造ゆえの「放熱の良さ」によって、逆に本体を熱く感じやすいのかもしれません。
熱いということはつまり、内部に熱がこもっていない証拠だと、そう考えておくことにしましょう。
と言いながら、その後iPhoneをケースに入れたので、もはやそれが熱いかどうかはよくわからなくなりました。
せっかくの先進的放熱構造が、ケースに入れることで台無しになってはいないか、そこが気になりますね。
(写真は、ケース入りのiPhone 15 Pro (左)とiPhone 17 Pro (右)を、ケース入りのiPhone 13 Proで撮影)

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