離陸直l後のANA機内で、モバイルバッテリーから発煙した騒動。昨日、那覇発の羽田便で起きました。
乗客が同時に4つ持ち込んだモバイルバッテリーのうちの2つが発煙したそうですが、4つ持ち込む意味が不明。
しかも同時に2つ発煙したって、どうなの。一方の熱に影響を受けて、隣にあったバッテリーも発煙したのか。
隣の乗客が水をかけ、CAさんが耐火バッグに入れ、発火していなかったので飛行は継続したとのこと。
規定通り、バッテリーを頭上の収納棚には収めず、手元で保管していたので、対応が早かったのでしょう。
もしも収納棚に入れてたら、煙に気付くまでに時間がかかるので、ヘタをすると発火騒ぎの大惨事でしたね。
それにしても、このモバイルバッテリーが使用中ではなかったとしたら、なぜ発煙したのでしょう。
使用しなくてもそれ自体がリスキーなら、今後は機内への持込が禁じられることにもなりかねません。
とはいえ、製品の安全性はピンキリでしょうから、一律に規制するのは困ります。何か基準を作ってください。
リチウムイオン電池を内蔵しているのは、なにもバッテリーだけじゃなく、スマホもパソコンもそうです。
このバッテリーに異常が起きると、発熱してガスが発生し、膨張し、やがて発煙、さらに発火に至るわけです。
私が所蔵しているiPhoneも、「iPhone 4」と「iPhone X」が膨らんでいます。って軽く言ってますけどね。
「X」は2017年に購入し、2019年に「iPhone 11Pro」を買ってからは、ずっと書斎で保管していました。
しかもずっと、充電状態で保管してたんです。いけませんね。で、ある時気付いたら異常に膨らんでいました。
側面に大きな隙間が空き、中には膨らんだバッテリーが見えます。いまさらですが、大丈夫なのでしょうか。
一般に、扱い方によっては、スマホ自体が発煙・発火する可能性もあると、そう考えておくべきでしょう。
万一それが機内で起きて、機内ではスマホが使用禁止にでもなると、とても不便なことになってしまいます。
なお、膨らんだ私のiPhoneは、記念に保管しておくよりも、今からでも処分した方が良いんでしょうかね。
(写真は、見事に膨らんだ「iPhone X」(左)と「iPhone 4」(右))

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