クリニックの駐車場の縁に、芝生を植えている(植えていた)、長方形の区画が2つあります。
片方は、おおむね芝生が覆っていますが、もう一方は、芝生が全滅して雑草がビッシリ茂っています。
芝生が残っている方も、雑草が1,2割入り込んでいるので、それを毎朝引き抜くのが私の日課になっています。
雑草は、抜いても抜いても生えてきて、なんなら抜いた本数よりも余計に生えてきます。
芝生の部分と雑草の部分と、雑草を抜いて地面が露出した部分が混在し、あまり美しい区画ではありません。
一方で雑草エリアは、区画全体が完全に同一の雑草で迷いなく覆い尽くされており、いっそすがすがしい。
もはやそれを抜こうとは思いません。隣の芝生の区画よりもよっぽど整った、まるで緑の絨毯のようです。
そもそも芝生を植えるのは、歩いたときのフカフカした優しい感触と、緑に覆われた美しい景観が目的のはず。
であるならば、雑草エリアの方がよほど、「芝生の目的」を満たしているのではないかとさえ思えてきます。
こんな狭い場所ですら雑草がなかなか排除できないように、美しい芝生を維持するのは大変です。
かつて自宅の庭は、愛犬アンナのオシッコ跡のハゲと、無限に生える雑草にやられ、見る影もなくなりました。
そこで人工芝にしたところ、これが美しい。枯れないので一年中緑。真冬でも真緑。もちろん雑草知らず。
これから家を建てる方は、ガーデニングに自信と根気がある人じゃない限り、最初から人工芝をお勧めします。
なお、人工芝は高熱に弱いので、庭でBBQをするつもりなら、それ専用の耐熱エリアの設計もお忘れ無く。
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