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ヒブなど定期接種へ

予防接種法の一部を改正する法律案」が本日午後、参議院本会議で可決・成立しました。
ヒブ、小児肺炎球菌、子宮頸がんワクチンの3つが、4月1日から定期接種となることが確定しました。
定期接種化することで、ワクチンへの信頼も増し、接種者も増えるでしょう。よかったです。
まあそれにしても、きわどいタイミングで成立したものです。国会もヒヤヒヤさせてくれます。
国会監視がマイブームなので、ここのところヒマがあれば、国会中継を見ていました。
YouTubeやニコ動じゃないですよ。国会から直接ネット配信されている、純正の生中継映像です。
今日の本会議では、議事の一番最後に、本法律案の順番が回ってきました。
まず、昨日の厚生労働委員会の顛末を、武内則男委員長が報告。これがわずか1分50秒で終了。
その後ただちに、押しボタンによる投票。結果はすぐ出ます。
投票総数231、賛成230、反対1(はたともこ氏)でした。可決です。何も面白い場面はありません。
形式的な本会議とは異なり、内容的に面白いのは、やはり委員会でしょう。質疑応答が何時間も続きます。
よく見てみると、同じ政治家でも、ちゃんとわかっている人と、シロウトの方との差が大きいです。
たとえば厚生労働大臣政務官の、とかしきなおみ氏は後者の方。
子宮頸がんワクチンの商品名「ガーダシル」のことを「ガダーシル」と言うのです。なんかムカツク。
もうちょっと予習して来てほしい。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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