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船長が真っ先に逃げる

中国の長江で旅客船が転覆した事故は、犠牲者が300人を超える大惨事となりました。
「長江」とは、昔は「揚子江」と習いましたが、気がつけば長江の呼び方に変わっています。
正しくは長江。諸説ありますが、長江下流域の一部を指す揚子江という言葉が、誤用されたようです。
事故が起きた長江中流域、湖北省荊州という場所は、地図で見るとかなり内陸にあります。
河口から荊州までは、東京と福岡ぐらいの距離です。それなのに、事故現場付近の川幅は2kmもあります。
狭い意味での揚子江あたりでは、川幅10kmを超える大河です。
昔、中国の人が日本に来て、日本にも大きな川があるものだと驚いた、という話を聞いたことがあります。
その中国人が見ていたのは、瀬戸内海だったそうです。面白い話なので、作り話かもしれません。
今回の事故では、多くの人が船内に取り残されているのに、船長は早々と救助されています。
乗客のことなど気にもかけず、真っ先に逃げたのでしょうか。韓国、イタリアの例を思い出します。
しかし、本当に船長が故意に、真っ先に逃げ出したのか、まだわかっていません。
転覆した際に、海に放り出されたため、運良く救出されたのかもしれません。
私はへそ曲がりなんでしょうか。誰もが疑えば疑うほど、逆に冤罪じゃなかろうかと思ってしまいます。
パソコン遠隔操作事件で逮捕された人物もまた、誰かにはめられた被害者かもしれないと思っていました。
STAP細胞だって、実在するけどなかなか証明できないだけかもしれないと、心の片隅で信じていました。
いずれも裏切られましたが。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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